2wayチャンネルデバイダー製作例(フロービス)
☆ 回路構成
◎山根式 2way12dB/oct を採用、周波数の切替えはプラグイン方式を採用しました。
(C1=2.5C2、R1=100K、R2=250K、R3=500K 、精度の良い物)
☆クロスオーバー
Excelデーター表
◎真空管は6SL7GTを使用しましたが、MT管であれば12AX7、12AU7、
12AT7など殆んど使用出来ます。
◎当初ボリュームは無しで、それぞれメインアンプ側で調整していました。
この場合は高音用アンプのボリュームはMAX
(ボリュームを絞る事で高域特性が悪くなる場合がある為)、低音用アンプのボリュームでゲイン調整。
しかしアンプのゲイン差やボリュームが付いていない場合を考慮して、
高域のみ調整用ボリュームを追加しました。
(これはボリュームの調整位置に関係なく高域劣化が少ない)
◎電源は+200~250VあればOK、ヒーターは整流後12V用の3端子レギュレーターを
使用しましたが 抵抗とコンデンサーでも可。
☆ 回路図
画像データー
☆ 2500Hzクロスの製作例
1、C1=620pF(500+120pF)、C2=250pF(入手可能な近似値を使用)
2、Tube Base USを使用した場合
2-1、
コンデンサーの足が2本入らない場合は1本を上部でハンダ付け
2-2、
取付け後、適当なキャップを付けると見栄えが良い
3、ジャンクのリレーケースを使用した場合
3-1、
オムロンMK2P
3-2、
ニッパーでリード線を切りベースから離す
3-3、
コンデンサーを挿入
3-4、
カバーの塗装とレタリング
☆ 完成写真
上部
裏面
☆ 備考
電源部以外はべたアースで特に問題ありませんでした。
◎ 特性
Excelデーター
製作メニューへ戻る