300B Lowアンプ製作例(フロービス)
☆ 回路構成
◎スピーカーは38cmクラスの高能率型に設定した為、アンプの出力は10W位が目標です。
300Bはプレート損失40Wある為、今回はハイパワー仕様にしました。
動作はカソードフォロアー直結でプレート電流は80mAにセット(電流計で監視)。
プレート電圧は約400Vで損失は400×0.08A=32W、
それでも40Wに対して8割動作です。
◎前段は通常の3極管による2段増幅で、ゲインとダンピングファクターにより
NFBを少量(約3dB)掛けています。
これ以上掛ける場合は位相補正が必要です。
◎電源は高圧巻線320V(直流電流250mA以上)、ヒーター巻線6.3V(2A以上)
4回路のトランスを使用。
シリコン整流でコンデンサーの容量を大きくしてハムノイズを下げています。
◎ヒーターは前段も整流し、ハムノイズを低減しています。
(整流を12.6Vにしたのはリップル除去が楽な為)
但し、ヒーターは直列に接続する。又 トランスにより電圧が丁度にならない場合は
抵抗で調整してください。
☆ 回路図
画像データー
☆ カバー取付け前(以前作った811Aからの変更で不要は穴が残っています。)
上部 写真
☆ 配線図
裏 写真
◎ 特性
Excelデーター
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