832プッシュプルアンプ製作例(フロービス)


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☆ 回路構成 
 送信管832Aはソケットが6C33等と同じで今まで使っていたソケット用プレートと
 取り付け穴が少し異なる為、穴の変更、又は加工スペーサーが必要です。 
 (厚さ3mm~5mmのアルミ板に3mmのタップを2か所あけたもの) 
 プレートに放熱兼接続(チムニー)金具の加工も必要です。
 今回は9mmのプレートキャップに収まるようにしました。
 プレート取り出し金具の加工方法。
 又 プレート配線の取出し穴も必要です。

 前回より変わっている箇所は、Sgの電圧をトランジスターによるドロッパー回路と 
 負荷インピーダンスを16KΩにする為、OPTの2次側で4Ω端子より8Ωのスピーカーへ出力しています。 
 16Ωのスピーカーを使用する場合はOPTの8Ω端子へ接続してください。
 尚4Ωのスピーカーは今回使用できません。
 またグリッド抵抗を100KΩに下げています。 NFBは約10dBです。 


☆ 回路図 
画像データー
☆ 配線図 
1, 電源、アース回路
2, 高圧、整流回路
3, ヒーター回路
4, 電圧増幅回路
5, 出力回路
☆ 完成写真 
 裏面

☆ 特性
OPTはインピーダンスが倍の16KΩ動作ですが、特に問題なさそうです。 
Excelデーター

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