6V6シングルアンプ製作例(フロービス)
☆ 回路構成
出力管 6V6メタル、6V6G、6V6GTが使用できます。
電圧増幅管 6SL7GT、6SU7GT、5691、6188など
整流管 5V4G、5V4GA、5Y3GTSovtek(Sovtekは傍熱タイプ)、5Z4メタル など
6SL7は片方のユニットを使用し片方を遊ばしています。
6V6はUL接続にして、少量の負帰還を掛けています。
出力インピーダンスは5KΩに接続(OPTの②に出力端子から接続)で少しハンダ付けがやりにくいかも?
指定なき抵抗は1/2W 5%のカーボン抵抗使用
カップリングコンデンサーはフイルム型使用
メタル管を使用する場合は必ず1ピンをアースする事
部品の種類にはこだわらず、手持ちの物を御使用ください。
☆ 回路図
画像データー
☆ 配線図
1,
電源、アース回路
2,
高圧、整流回路
3,
ヒーター回路
4,
出力回路
5,
電圧増幅回路
6,
完成写真
☆ 調整
整流管を抜いて電源を入れる。
パイロットランプが点灯するか?、真空管のヒーターが点灯するか?
もしヒューズが切れた場合は、電源回路又はヒーター回路の配線を見直してください。
次に整流管を入れて再度電源ON。
目耳鼻で確認し、異常があれば直に電源を切れる態勢で臨む。異常が無ければ電圧をチェックする。
高圧側の電圧はコンセント側100Vの変動により、10V位違っても問題なし。
異常が無ければ音出しテストで終了。
☆ 備考
ひずみ率はシングルの為、少し悪いですが第2高調波成分がほとんどです。
NF量は約6dBでダンピングファクターはON-OFF法で約3です。
Rnf を多少変更して自分のスピーカーに合わしてください。
スピーカーは高能率の物を御使用ください。(90dB以上)
◎ 特性
Excelデーター
◎ タイトルの写真は6V6G、5691、5V4Gですが、
6V6GT、6SL7、5Y3の写真です
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