6C33CB OTLアンプ製作例(フロービス)
☆ 回路構成
前回6AS7と殆ど同じで異なる箇所は
1、バイアス調整用抵抗の変更。(6C33CBのバイアスが6AS7より浅い為、12Kと27Kが逆)
2、NFBの抵抗を1K3Wに変更(NFB量は約20dB)
3、またNFBの調整で抵抗(1K3W)を取り外した場合、出力部が浮いてしまう為
スピーカースイッチを切りの場合100Ω5Wが入るように変更。
4、プレートの抵抗1Ω2Wは保護用で1Ω5Wは電流測定用です。
☆ 回路図
アンプ部
電源部
☆ 写真
前方
裏側
☆ 調整方法は前回6AS7と同様
☆ 備考
6AS7よりパワーが少な目ですが、電源電圧を±160V位まで上げると30Wは出ます。
また球により最大出力は多少異なります。MAX電流800mAはクリップ時の電流です。
6C33CBは安定するまで30分位必要で、安定後バイアスを200mAに調整。
ヒーター切替により半分になり6C41Cの様になります。
◎ 特性
Excelデーター
◎ 1/2特性(ヒータースイッチ切り)
Excelデーター
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