CR型プリアンプの製作例(フロービス)
◎ パーツリスト
◎ シャーシ加工
☆ 回路構成
◎イコライザー部
MM型入力で12AX7のSRPP、CR素子、12AT7のSRPP
◎フラットアンプ部
12AU7のSRPPとカソードフォロアー
◎VUアンプ部
6U8Aの5極管で増幅、3極管でカソードフォロアー
バランス用ボリューム(2連MN型)が入手困難又は高価の為、単連ボリュームで対応。
配線は先にバランスに入りボリュームに接続が一般的ですが、配置上 逆になりました。
入力インピーダンスがボリュームの位置で変動しますが(100KΩ~70KΩ位)特に問題なし。
セレクタースイッチは5接点ですが3接点にストッパーを設定しました。
電源トランスは市販の物を使用し、高さが少し大きく木箱に擦る為、
しかたなく止めナットを1個外しました。
取付は元通りトランスとシャーシ間に絶縁ワッシャー3個と菊座1個を忘れずに。
☆ 回路図
1,
電源部
2,
フォノアンプ部
3,
フラットアンプ部
4,
VUアンプ部
☆ 配線図
1,
電源、アース配線図
2,
高圧、整流配線図
3,
ヒーター配線図
4,
フラットアンプ配線図
5,
フォノアンプ配線図
6,
VUアンプ配線図
7,
パネル裏配線図
☆ 配線写真
1,
電源、VUアンプ部
2,
フラットアンプ部
3,
フォノアンプ部
4,
全体
☆ 完成写真
1,
前面
2,
後面
☆ 動作確認
1, 誤配線が無いか確認する(ダイオード、電解コンデンサーの極性に注意)
2, 球を全て挿し、電源を入れる。異常があれば直ちに電源を切る。
★電源を切っても電解コンデンサーに高電圧が残っている為、放電するまで待つか
1KΩ10W位の抵抗で放電する。
3, 異常が無ければ電圧の測定。ヒーター以外 10%位の差は問題なし
☆ 備考
1, フォノアンプ必要の無い場合や後から作る場合、球が4本減るのでヒーター電圧が
24Vを超えます。ヒーター整流回路のRhを追加して調整してください。
2, フラットアンプの12AU7は4本中から差し替えてノイズの少ない物を選別。
(EH製でOKです)
3, 特性
Excel
☆ 高能率なスピーカーとハイゲインのパワーアンプを組み合わせた場合、
ボリュームの位置が9時以下になり便利が悪い為、
RCA出力端子 Loを追加しました。一部変更前の写真があります。
☆
NFタイプとは一味異なります。
あくまでも個人的趣味です。
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