6CA7/EL34プッシュプルアンプ製作例(フロービス)
☆ 回路構成
◎出力部
固定バイアスによるAB1級動作でUL接続にしました。
◎前段
一般的なムラード回路です。
12AT7のSRPPと12AU7の位相反転
◎電源部
トランスの変更。(MX-280からST-350)
又は
MS-330を倍電圧整流にすればOK。最近ISOから同じ様なトランスが販売されています。
ST-350やMS-330の場合はそのまま取付できます。
他のトランスを使用する場合は確認してください。
整流管用のソケットをケミコンブロックに置き換え(ソケット用プレートのUXタイプ取付)
☆ 今回は電源電圧が高く(約500V)で注意が必要です。
十分な知識を得てから挑戦してください。
☆ 回路図
画像データー
☆ 配線図
1,
電源、アース回路
2,
高圧、整流回路
3,
ヒーター回路
4,
電圧増幅回路
5,
出力回路
☆ 完成写真
1,
上面
2,
裏面
☆ 動作確認
1, 出力管を抜いて電源ON。前段の真空管 ヒーター点灯確認。
2, 出力管の第1グリッドのバイアス電圧を最大(-60V位)にVRをセットする。
3, 出力管を挿し電流を50mA位にセットする。一度合わせても他方を調整すると変動する為、
2度3度調整する。(今回メーターと切替スイッチで確認できますが、
カソード抵抗10Ωの電圧でも判ります。500mVで50mAです)
4, 各所電圧チェック。
☆ 備考
ダンピングファクターはON-OFF法で約4です。(NFB約11dB)
◎ 特性
Excelデーター
回路も球も良く似た
アンプですが、出る音は一寸違う様です。
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